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構造式UNOカード
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医学・看護

構造式UNOカード

山川 直樹(やまかわ なおき) 著

  • 定価:本体2,000円 + 税
  • 在庫:有
    • 書籍版
    • カード版のみ
  • ISBN:978-4-86692-053-5
  • 発行日:2019/12/20発行
書籍内容

① 繰り返し遊ぶうちに、有機化合物の構造を自然と暗記できる「構造式のUNOカード」が開発されました。遊び方はUNOとほぼ同じ。構造式に含まれる「官能基の種類」と「炭素数」をそれぞれ「色」と「数字」に対応させた視覚的にもわかりやすいカードです。
②医薬品を中心とする有機化合物の中から100個の主要な化学構造式の基本骨格(官能基・構造式・炭素数)を選別し、カード化した特許教材。薬学を学ぶ学生にとって有機化学の理解は必須条件で、この教材で学べばゲーム感覚でその理解を深めることができる。

取り扱い説明カード

[カード内容]
・構造式カード100枚(炭化水素[黒, 12枚], アミン[緑, 19枚],アミド[黄緑, 6枚], ニトリル[茶, 3枚], カルボン酸[赤, 17枚], アルデヒド・ケトン[紫, 10枚], エステル[青, 5枚], アルコール[黄,
6枚], フェノール[橙, 8枚], エーテル[水色, 14枚]、アクションカード4枚(リバース&スキップ[各2枚])、ワイルドカード2枚
・12枚の構造式カードには官能基別の色彩模様と共に多彩色の装飾が施されています(多彩色カード)。
・左下の数字は構造式の連番で、お花のマークは芳香族化合物であることを意味します。
[遊び方]
 手持ちのカードを全て捨てることができたらあがりです。
1. ゲーム開始の準備
・まず、マスターを決めます。マスターは、各遊戯者に5枚ずつ配り(手札)、残りのカードを伏せて積んでおきます(山札)。次に、山札の一番上のカードを1枚めくり、脇に置きます(場札)。
2. ゲームの進行
・マスターから時計周りの順番でゲームが進行します。
・遊戯者は、場札の構造式と同じ種類の官能基(カード上部の模様)、同じ炭素数(中央の数字)、ヘテロ原子(窒素原子と酸素原子)の数が同じカードを捨てることができます(捨て札)。
・場札と同じカードが無ければ、山札から1枚引きます。引いてきたカードが使える場合は、そのカードを捨てることができます。使えない場合は次に順番が移ります。
・手持ちのカードが残り2枚となり、そのうちの1枚を捨てるときは「ストラクチャー」と叫び、手持ちのカードが残り1枚になったことを周囲に知らせなければなりません。
・叫ぶのを忘れて次に順番が移り、他の遊戯者に指摘された場合は、ペナルティとして山札から2枚を引かなければなりません。他の人に指摘されなければ、ペナルティカードを引く必要はありません。
3. 多彩色カードを使うとき
・遊戯者は通常のカードと同様に、場札と繋がりがある場合に捨てることができます。その際、遊戯者は好きな官能基の種類を宣言できます。このカードを上手く使用することで、捨て札の手詰まりを解消することができます。
4. アクションカードを使うとき
・遊戯者は場札がどんなカードであっても捨てることができます。リバースカードは時計周りの順番が逆(反時計周り)に、スキップカードは次の順番の人が1回抜かされます。
5. ワイルドカードを使うとき
・遊戯者は場札がどんなカードであっても捨てることができます。その際、遊戯者は1)官能基の種類、2)炭素数、3)ヘテロ原子(窒素原子と酸素原子)の数のいずれかを好きなものに変更することができます。このカードを上手く使用することで、ゲーム中の手詰まりを解消することができます。
[遊び方の工夫]
1. あがりルールの設定
・遊戯者が構造式の名称を暗記し、その暗記力を競うルールを設定すれば、より高度なゲームを楽しむことができます。
・例えば、「最後の手札を捨てる場合には、構造式の名称を宣言しなければならない」や、「手札を捨てる際には毎回必ず官能基や構造式の名称を宣言しなければならない」など、ペナルティも含めたルールを設定しておくと良いでしょう。
2. ゲーム終了の設定
・ゲーム終了時のルールを設定しておくと、限られた時間でより多くのゲームを楽しむことができます。
・例えば、最初のあがりが出た時点でゲームオーバーとしたり、山札が全て無くなった場合は引き分けゲームとする(捨て札の繰り直しは行わない)など、1ゲームにかかる時間を制限しておくと良いでしょう。

【著者紹介】
山川 直樹(やまかわ なおき)

(薬学博士、薬剤師)1974年、兵庫県神戸市生まれ。

熊本大学大学院博士後期課程修了後、熊本大学、慶應義塾大学で創薬研究と薬学教育に携わり、現在、就実大学薬学部准教授。

UNO用構造式カードや構造式のビンゴカードなど、化学構造式を楽しく意欲的に覚えられる教材を使った教育実践を展開し、その取り組み事例が2017年と2018年に薬事日報新聞で紹介される。