社 会
障害者の自立生活の展開と労働
傷痍軍人から社会起業まで
小出 享一(こいで きょういち) 著
本書『障害者の自立生活の展開と労働―傷痍軍人から社会起業まで―』は、人間の重要な活動の1つである「働く」ということをテーマにして、障害者福祉の現在の到達点と課題の検討を試みたものである。
◆主な目次
序章 研究の対象と方法
第1 章 日本における障害者福祉の形成
第2 章 脱施設化への営み ―「青い芝の会」の運動を中心にして―
第3 章 障害者自立生活センターの位置づけと課題
第4 章 障害者の就労 ― スワンベーカリーの挑戦と限界 スワンベーカリー茨木店の取り組み―
第5 章 もう1つの働き方 ─ 障害者が起業するということ―
終 章 今後の展望 ─ 新しい労働の創造に向けて─
1967年 福井県生まれ
1992年 龍谷大学 文学部 仏教学科 仏教学専攻 卒業
2008年 桃山学院大学大学院 社会学研究科 応用社会学専攻 博士後期課程修了 博士(社会学)
現在、株式会社居場所 代表取締役、一般社団法人いばしょ理事
指定特定相談支援事業所いっけんや相談支援専門員
複数の大学、専門学校で非常勤講師として、社会福祉及び障害者関係の科目を担当している。
社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士
主な著書
『大谷光瑞とアジア-知られざるアジア主義者の軌跡』(勉誠出版、2010年)共著
『新聞記事ワークブック』(大学教育出版、2016年)共著など