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徒然草のつれづれと無為
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文 学

徒然草のつれづれと無為

兼好にとって自然とは何か

藤本成男(ふじもと しげお) 著

  • 定価:本体1,800円 + 税
  • 書籍在庫:有 / 電子版:有
  • 判型:四六
  • ページ数:156頁
  • ISBN:978-4-86692-162-4
  • 発行日:2021/11/30発行
書籍内容

徒然草の「つれづれ」を「無為」という視点からとらえ、その思考の根底にあるものは何かということについて考える。徒然草の表現が生まれるひとつの動機、根本的衝動として、「自然」というあり方が大きな意味をもつことを解き明かす。

◆主な目次

第一章 徒然草の「つれづれ」
第二章 徒然草と老荘
第三章 徒然草の時代
第四章 徒然草と無常
第五章 徒然草の「道」

【著者紹介】
藤本成男(ふじもと しげお)

1953 年 兵庫県生まれ
1978 年 岡山大学法文学部哲学科卒業
1999 年 兵庫教育大学大学院学校教育研究科修士課程修了
主な著者
『日本的ニヒリズムの行方─ 正法眼蔵と武田泰淳』大学教育出版 2011 年
『太いなる自然を生きる─ エチカと正法眼蔵をめぐって』大学教育出版 2016 年