教 育
子どもの食物選択力の形成過程に関する研究
包摂的授業内容及び思考スキルの形成に関して
中村喜久江(なかむら きくえ) 著
小学校家庭科を対象に、給食で出される料理の栄養的特徴を判断できる食物選択力を形成させる授業モデル及び教材作成と授業実践をし、その有効性と一人ひとりの子どもの食物選択力形成過程とその維持について明らかにする。
◆主な目次
序 章 研究の背景と目的
第1 章 「学習の次元」による食物選択力形成の検討
第2 章 食物選択力を形成する学習方法及び教材の検討
第3 章 食物選択力を形成する授業モデル及び教材の開発
第4 章 授業実践
第5 章 授業実践による食物選択力形成過程の分析と評価
終 章 総括
福岡県生まれ
広島大学大学院教育学研究科学習開発専攻博士課程後期修了 博士(教育学)
広島大学助手、香蘭女子短期大学助教授(准教授)、岡山大学准教授、くらしき作陽大学教授、福山平成大学教授を経て、2018 年退職。
主な著書・論文
・「子どもの食物選択力を形成する小学校家庭科学習の検討」広島大学大学院教育学研究科紀要、第一部(学習開発関連領域) 第60 号 2011
・「生活実践に必要となる知識と思考スキルを育成する授業」学校教育NO.1194 2017
・「実践的指導力をつける家庭科教育法」(共著) 大学教育出版 2018(第2 版2020)