教 育
教員養成で育む実践的指導力
学校臨床研究と教職実践研究の取組
北海道教育大学 編/蛇穴 治夫(じゃあな はるお) 著/川端 香代子(かわばた かよこ) 著/玉井 康之(たまい やすゆき) 著/後藤 泰宏(ごとう やすひろ) 編著/山中 謙司(やまなか けんじ) 編著/大牧 眞一(おおまき しんいち) 著/横藤 雅人(よこふじ まさと) 編著/星 裕 (ほし ゆたか) 編著/小田 将之(おだ まさゆき) 編著/引地 秀美(ひきち ひでみ) 編著/福岡 真理子(ふくおか まりこ) 編著/林崎 俊一 (はやしざき しゅんいち) 編著
本書は、北海道教育大学における学校臨床研究と教職実践研究の取組をまとめたものである。附属学校・拠点校と大学を双方向遠隔授業システムでつなぎ、課題解決を通して学生が主体的に実践的指導力を身に付ける新しい教員養成の在り方を提案する。
◆主な目次
特別寄稿 学校臨床研究に期待すること
第1部 北海道教育大学における実践力を兼ね備えた教員養成の枠組み
第1章 北海道教育大学における学校臨床研究と教職実践研究
─ 構想の経緯と開発理念─
第2章 普遍的な教育実践力を高める「教育実践力向上CBT」 の開発と省察的
活用の展望
第3章 学校臨床研究及び教職実践研究の概要、成果と展望
第4章 学校における人材育成と教員養成への期待
─ 子どもを愛し、教職に誇りをもてる学びを─
第2部 学校臨床研究の実践と考察
第5章 札幌校における学校臨床研究の授業実践と考察
─ 自分の課題に向き合い、協働して乗り越える─
第6章 釧路校における学校臨床研究の授業実践と考察
第7章 旭川校における学校臨床研究の授業実践と考察
第8章 函館校における学校臨床研究の授業実践と考察
第9章 学校臨床研究における学生アンケートから見る成果と課題
第10章 学校臨床研究の今後の展望
─ 旭川校における教育実習前の実施─
第3部 教職実践研究の実践と考察
第11章 札幌校における教職実践研究の授業実践と考察
第12章 釧路校における教職実践研究の授業実践と考察
第13章 旭川校における教職実践研究の授業実践と考察
第14章 函館校における教職実践研究の授業実践と考察
第15章 教職実践研究における学生アンケートから見る成果と課題
第4部 課題解決プロジェクトの取組における研究的アプローチ
第16章 教育実習後学生の学習指導に関する実態と課題意識
第17章 必修科目「学校臨床研究」の効果
─ ALACT モデルに基づいた授業計画の開発と実践─
北海道教育大学学長 (はじめに、第1章)
北海道教育庁学校教育局義務教育課長
現 北海道教育庁後志教育局長 (特別寄稿)
北海道教育大学副学長 (第2章)
北海道教育大学理事・副学長 (第3章、おわりに)
北海道教育大学旭川校学校臨床准教授 (第3、7、9、10、15章)
札幌市立幌南小学校長 (第4章)
北海道教育大学札幌校学校臨床教授
現 瀬戸SOLAN 小学校長 (第5章)
北海道教育大学釧路校学校臨床准教授
現 釧路町立昆布森小学校教諭 (第6、16、17章)
北海道教育大学函館校学校臨床教授
現 木古内町立木古内小学校長 (第8、14章)
北海道教育大学札幌校学校臨床教授 (第11章)
北海道教育大学釧路校学校臨床教授
現 学校法人北海道学院くしろせんもん学校講師 (第12章)
北海道教育大学旭川校学校臨床教授 (第13章)