政治・法律
海峡から聞こえてきたブルース
関釜連絡船と関釜フェリーが帯びた記号論
福屋利信(ふくや としのぶ) 著
日韓の悲しい過去を運んだ「関釜連絡船」と就航以来現在までずっと日韓交流の推進役を担ってきた「関釜フェリー」とを対比させ、未来に想いを繋ぐ下関・釜山発のオルタナ日韓論。
◆主な目次
第一章 プサンの練習問題
第二章 日韓史アイコンとしての関釜連絡船と関釜フェリーとが帯びた記号論
第三章 海峡の真ん中に浮かぶ小島は竹島か? 独島か?
第四章 海峡を越えたホームラン
第五章 下関を舞台にした映画群
第六章 釜山を舞台にした映画・ドラマ群
第七章 海峡を越えたK-POP
1951 年、山口県生まれ。博士(文学)。元山口大学教授、現山口学芸大学客員教授、現在は研究のフィールドを社会学に移している。
主な著書
『ビートルズ都市論』『ギャツビー&レノン:アイリッシュソウルの系譜』、『植民地時代から少女時代へ』『台湾の表層と深層』『音楽社会学でJ‒POP!!!』『大学教授よ、書を捨てよ、街へでよう:プロジェクト型課題解決研究(PBL)進化論』