産 業
農ある世界と地方の眼力5
小松泰信(こまつ やすのぶ) 著
本書は、JAcom・農業協同組合新聞のコラム「地方の眼力」に掲載された48編からなる第5弾で、農業・農家・農村・農協といういわゆる「農ある世界」を巡る状況についてのウィークリー・クロニクルである。
◆主な目次
新過疎法と地方の自立
「ワクチン敗戦国」ニッポンの狂気
医食同減し銃充実す
野党共闘の要諦
福島と沖縄から学ばぬ国ニッポン
黒塗り!これが本当の「ブラック霞が関」
凶行オリンピックと民主王朝制
『自立』『希望』『いのち』としての国際協力田米
「認められなかった」は「認められない」
鶏鳴政権交代を告ぐ
無責任五輪には三猿で臨む
誰が国土の叫びを代弁するのか
ジャパン・ワズ・ナンバーワン
ウッドショック療法
史上空前の税収に浮かれるな
キンチョウの夏
平和世論調査は警告する
サクラチレ
観戦は感染に通ず
食の貧困と腹の虫
油断は大敵 ほか
1953年長崎県生まれ。鳥取大学農学部卒、京都大学大学院農学研究科博士後期課程研究指導認定退学。(社)長野県農協地域開発機構研究員、石川県農業短期大学助手・講師・助教授、岡山大学農学部助教授・教授、同大学大学院環境生命科学研究科教授を経て、2019年3月定年退職。同年4月より(一社)長野県農協地域開発機構研究所長。岡山大学名誉教授。専門は農業協同組合論。
著書に『非敗の思想と農ある世界』(2009年、大学教育出版)、『地方紙の眼力』(共著、2017年、農山漁村文化協会)、『隠れ共産党宣言』(2018年、新日本出版社)、『農ある世界と地方の眼力』(2018年、大学教育出版)『農ある世界と地方の眼力2』(2019年、大学教育出版)、『共産党入党宣言』(2020年、新日本出版社)などがある。