教 育
人権教育と道徳科の接合点
人権課題を題材にした道徳授業の展開
河野辺貴則(かわのべ たかのり) 著
道徳科の新設は、人権教育の実践にどのような影響を与えたのか。本書は、教室で実践されている人権教育と道徳科の接合点を教材と授業実践の両側面から探求し、人権教育と道徳科の連動に向けた知見を提示する。
◆主な目次
序 章 なぜ人権教育と道徳科の接合点を探究するのか
第 1 章 人権課題と関連性がある読み物教材の傾向と特色
第 2 章 道徳教材としての人権教育指導資料の役割
第 3 章 人権教育と道徳授業の接合点
第 4 章 人権課題を題材にした道徳授業実践の分析
第 5 章 道徳科教科書と人権教育を通じて育てたい資質・能力
第 6 章 人権教育と道徳科の連動に向けて
四国大学・四国大学短期大学部 講師。博士(学校教育学)。
兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科博士課程修了。
東京都主任教諭を経て、2020 年 4 月より現職。
主な受賞歴として、「第 16 回 東京新聞教育賞」、「第 63 回 読売教育賞優秀賞(社会科教育)」、「第 11 回 辰野千壽教育賞 優秀賞」、「第 5 回 日本教育実践学会 優秀教員賞」、「第 3 回 日本教育実践学会 学会賞」等がある。