社 会
戦争犠牲者に対する援護に関する研究
社会福祉と法制の両面から
今井慶宗(いまい よしむね) 著
本書は、中国残留邦人等の援護について、戦傷病者・戦没者遺族への援護と対比し、さらに外国人労働者への相談援助活動とも比較しながら、ソーシャルワーク面・法律面からの研究であり、予防的なかつ問題軽減的な取り組みの枠組みの提示もする。
◆主な目次
第1章 中国残留邦人等に対する相談援助活動の歴史的展開と現状
第2章 中国残留邦人等に対する相談援助活動の実態調査(インタビュー調査)
第3章 戦傷病者への支援~防空監視隊員を例として
第4章 戦傷病者相談員・戦没者遺族相談員による相談援助活動
第5章 相談援助活動の在り方
終章 支援の方向と今後の課題
関西女子短期大学保育学科准教授
博士(臨床福祉学) 社会福祉士・保育士
1971(昭和46)年、広島県出身。香川大学法学部卒業。香川大学大学院法学研究科修了。国家公務員等を経て2014(平成26)年4 月より関西女子短期大学専任講師・准教授。2024(令和6)年関西福祉科学大学大学院社会福祉学研究科臨床福祉学専攻博士後期課程修了。
専門:社会保障論、警察・防衛法
主な著書
『社会福祉の拡大と形成』(共編著、勁草書房、2019 年)
『現代の保育と社会的養護Ⅰ』(共編著、勁草書房、2020 年)
『子ども家庭福祉の形成と展開』(共編著、勁草書房、2022 年)
『新編社会福祉概論』(共編著、大学教育出版、2022 年)