言語・語学
Can-do English
英語コミュニケーション能力を高めるために
萩野 俊哉(はぎの しゅんや) 著
英語力を身につけるための必須条件は英文法の習得である。 そのため“Can-do”の観点から、英語コミュニケーションに役立つ表現や文法を習得し、その能力をより効果的に伸ばすことができる内容構成とした一冊である。
◆主な目次
本書の構成と使い方
Can-do 1 事実や考えを尋ねたり,述べることができる
《関連文法事項:時制(現在・過去・未来・進行形・時制の一致)・疑問詞》
Can-do 2 自分の考えや感情も含めて,経験を述べることができる
《関連文法事項:時制(完了形)》
Can-do 3 人に助言や指示することができる
《関連文法事項:助動詞および助動詞相当語句》
Can-do 4 情報の自然な流れを意識して述べることができる
《関連文法事項:受動態》
Can-do 5 好きか嫌いかを尋ねたり,述べたりすることができる
《関連文法事項:準動詞(不定詞・分詞・動名詞)》
Can-do 6 物事について比較して尋ねたり,述べたりすることができる
《関連文法事項:比較》
Can-do 7 情報を追加して説明することができる
《関連文法事項:後置修飾関係(関係詞,準動詞(分詞・不定詞),前置詞句,接続詞,つなぎの副詞》
Can-do 8 現実と想像上の出来事を区別して述べることができる
《関連文法事項:仮定法と直説法》
Can-do 9 人の言葉を別の人に伝えることができる
《関連文法事項:時制の一致と話法》
Can-do 10 物事を順序だてて論理的に説明し,自分の考えや感情を表現することができる
《関連文法事項:接続詞,形容詞,副詞》
各Can-do の「ワークシート」及び「評価シート」
1960 年新潟県小出町生まれ,柏崎市育ち。
1984 年東北大学文学部英語学科卒業。
中越学園中越高等学校 校長
【主な著書】
『ライティングのための英文法』(大修館書店)[「外国語教育研究奨励賞」(語研)受賞],『コミュニケーションのための英文法』(大修館書店),『英文法指導Q&A ─ こんなふうに教えてみよう』(大修館書店),『言語活動がアクティブ・ラーナーを育てる─ 生徒の英語であふれる授業』(大修館書店),『英語授業プリント改善講座』(大修館書店),文部科学省検定教科書Genius English Course. I-II Rev., Genius English Readings. Rev.(以上大修館書店,共著)など。