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環境と政策の近現代史

環境問題

環境と政策の近現代史

その史的備忘録

井上堅太郎(いのうえ けんたろう) 著

  • 定価:本体4,200円 + 税
  • 書籍在庫:有 / 電子版:有
  • 判型:A5
  • ページ数:628頁
  • ISBN:978-4-86692-352-9
  • 発行日:2025/05/12発行
書籍内容

日本は明治期以降の150年間に、直面した環境問題・課題への対応策を試行し進化させつつ環境政策を構築した。本書は、関係者のかかわりに注目した我が国の環境と政策の近現代史である。

◆主な目次
第 1 章 森林保全と森林公益
第 2 章 近代化とごみ・し尿の処理処分
第 3 章 足尾・別子・日立の銅生産鉱害と対応
第 4 章 近代化と公害およびその規制
第 5 章 廃棄物処理処分と資源循環
第 6 章 公害と対策
第 7 章 自然環境の保全
第 8 章 環境影響評価制度の形成
第 9 章 環境の快適性および環境基本法等
第 10 章 環境政策形成と主体

【著者紹介】
井上堅太郎(いのうえ けんたろう)

1941年生
1964年 岡山大学工学部卒
1966~1996年 岡山県庁(公害対策、環境影響評価、景観保全などに携わる)
1997~2012年 岡山理科大学教授
2013年~ 島根県浜田市に在住
1978 年 医学博士
2012年 日本ビジネス・マネジメント学会賞総合賞(特別賞)
2016年 大気環境学会名誉会員
[主な著書]
『環境と政策 倉敷市からの証言』(大学教育出版)、『環境課題と地域の政策選択』(同)など