教 育
学校英語教育が向き合うべきこと
EFL 環境における熟達化
青木 信之(あおき のぶゆき) 著
日本の学校英語教育が知識の自動化・チャンク化といった熟達化を軽視し「使える英語」に到達できない構造的課題を、英語教育批判の歴史・外国語教育理論・審議会議論等から検証し、EFL 環境での再設計を論じる。
◆主な目次
第Ⅰ部
第 1 章 問題の所在 技能としての英語と熟達化
第 2 章 学校英語教育に関する論争
第 3 章 「目的論不在」の正体
第 4 章 審議会はなにを議論しているか
第 5 章 「英語力」の定義と熟達化
第 6 章 「英会話」と「手際のよい熟達化」
第Ⅱ部
第 7 章 学校英語教育の長さと「学習密度」
第 8 章 学校英語教育で英語に熟達させるには
1959 年 3 月 9 日生まれ。
慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒業。
広島大学大学院教育学研究科博士課程前期修了。
博士(教育学)(広島大学 2003 年)。
専門は英語教育学。
松山大学法学部講師・助教授を経て、広島市立大学国際学部に着任。
広島市立大学国際学部教授、語学センター長、副学長、理事・副学長、理事長・学長を歴任。現在、広島市立大学名誉教授。2025 年より広島英語教育ラボ代表。
社会人を対象とした英語 eラーニングプログラムを継続的に提供。「コロンブスの卵的発想による英語教育改革」(2003 年、文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム」採択)を牽引し、また文部科学省委託事業「社会人の学び直し英語 eラーニング講座」(2007〜 2009 年)を実施。2010 年、日本生涯教育学会会長賞「英語 eラーニング講座 ─ 市民とともに作り上げる生涯教育」受賞。外国語におけるライティングプロセスや、コンピュータを活用した英語教育・学習(CALL)を研究し、eラーニングシステム・教材「ぎゅっと e」の開発に長年従事。大学英語教育改革および社会人の学び直し事業に多数参画している。