社 会
キリスト教ハンセン病救済運動の軌跡
杉山 博昭(すぎやま ひろあき) 著
本書は、隔離政策の実態を問うものではなく、全国各地で展開されたキリスト教によるハンセン病への救済運動を取り上げ、その展開過程を追うとともに、その隔離政策を民間の側から支えた側面も含め、歴史的な評価を行う。
1962年生まれ。
日本福祉大学大学院修士課程修了。
特別養護老人ホーム、障害者作業所、宇部短期大学、長崎純心大学を経て、2008年よりノートルダム清心女子大学教授。
博士(学術・福祉)。
主な著書
『山口県社会福祉史研究』(葦書房)
『キリスト教福祉実践の史的展開』(大学教育出版)
『近代社会事業の形成における地域的特質─山口県社会福
祉の史的考察─』(時潮社)
『福祉に生きる 姫井伊介』(大空社)
『日本社会福祉綜合年表』(法律文化社 共著)