社 会
新時代の医療ソーシャルワークの理論と実際
ヒロシマに学ぶ
村上 須賀子(むらかみ すがこ) 著
医療環境の劇的変化に伴って、MSWの役割も変化した。その役割を果たすためには業務環境の整備や、役割遂行上のスキルのアップが求められている。著者の30年近いMSW実践の中から、新時代の業務・スキルの紹介と社会的責務について論じる。
NPO法人 日本医療ソーシャルワーク研究会理事長。
1969年広島女子大学社会福祉学科卒。摂南大学大学院経営情報学修士課程修了後、吉備国際大学大学院にて博士(社会福祉学)を取得。学部卒業後よりMSWとして広島市立総合病院に29年間勤務。大学教員としては、広島国際大、宇部フロンティア大、県立広島大学、兵庫大学を歴任。2014年9月退職。
MSW職をこよなく愛し、MSW養成課程の開設を担うかたわら、「日本医療ソーシャルワーク学会」「NPO日本医療ソーシャルワーク研究会」など、臨床現場のMSWを支えるための研修や研究活動を続けている。