経済・経営
IMF・世界銀行と途上国の構造改革
経済自由化と貧困削減を中心に
坂元 浩一(さかもと こういち) 著
1980年代以降、国連に代わって途上国の開発・援助の枠組みを仕切ってきたIMF・世界銀行の勧告により実施されてきた構造改革、特に経済自由化・貧困削減政策に焦点を当てて、分析と評価を実務経験を生かして包括的に行う。
1953(昭和28)年鹿児島市生まれ。
慶應義塾大学経済学部、同大学院博士課程修了、博士(経済学)。
国連派遣アフリカ政府マクロ経済顧問(4年間現地駐在)、(財)国際開発センター副主任研究員、慶應大学講師、東洋大学教授を経て、ノースアジア大学教授。
他に、途上国人官僚、日本人技術協力専門家・公務員の研修講師(環境省、経済産業省など)。
専門分野は開発経済学、国際経済学、経済協力論。
主な業績
“Balance of Payments Support Aid in Japan,”IDS Bulletin, British Institute of Development Studies, 1996.
『国際協力マニュアル―発展途上国への実践的接近法―』勁草書房、1996年。
他に、多数の論文、ODA調査報告書がある。