経済・経営
生産期間課題とトヨタ生産方式
熊澤 光正(くまざわ みつまさ) 著
短生産期間を目指すトヨタ生産方式のジャスト・イン・タイムは多種大量生産を前提としていないため、市場需要の変化に柔軟で売上高利益率だけではなく、資本回転率の向上も可能である。この生産期間短縮による経営効果と方策について論究する。
名古屋に生まれる。名古屋工業大学大学院経営工学専攻修士課程修了後、名古屋工業大学大学助手になる。1989年四日市大学専任講師赴任。四日市大学助教授、四日市大学准教授を経て2013年 四日市大学教授 現在に至る。
トヨタ生産方式の研究者として一貫して進んできた。主な著書に「大野耐一の記録」三恵社、「トヨタ生産方式大全」「作業姿勢と自覚疲労」「トヨタ生産方式の異業種展開の実際」「ジャストインタイム実現のための段取り時間短縮法」(いずれも大学教育出版)。