社 会
開発援助がつくる社会生活 第2版
現場からのプロジェクト診断
青山 和佳(あおやま わか) 編著/受田 宏之(うけだ ひろゆき) 編著/小林 誉明(こばやし たかあき) 編著
難民問題の先鋭化は、先進国による開発援助だけが援助ではなく、途上国や新興国が提供するという現象を呈している。そして難民受け容れという形の援助が生み出す社会生活は、どのような生活を生み出すかについて論じる。 この書籍は東京大学東洋文化研究所のホームページhttp://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/news/publishment.htmlに紹介されています。
書評:
古沢希代子 評 (アジア研究 Vol. 57, No. 1, January 2011)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/asianstudies/57/1/57_67/_pdf
早瀬晋三 評 (書評空間::紀伊國屋書店KINOKUNIYA::BOOKLOG 2010年10月5日)
https://booklog.kinokuniya.co.jp/hayase/archives/2010/10/post_192.html
生 年 1968(昭和43)年
最終学歴 東京大学大学院経済学研究科博士課程修了(博士(経済学))
現 職 東京大学東洋文化研究所 教授
専 攻 地域研究(フィリピン)、文化人類学・社会経済論
著 書 :『貧困の民族誌──フィリピン・ダバオ市におけるサマの生活』東京大学出版会、
2006 年「他者の生き方を書く──貧困研究と人類学」下村恭民・小林誉明編著
『貧困問題とは何であるか──開発学への新しい道』(第5 章)勁草書房、2009
年、など多数。共訳書に、ナイラ・カビール『選択する力──バングラデシュ
人女性によるロンドンとダッカの労働市場における意思決定』ハーベスト社、
2016 年。第23 回大平正芳記念賞、2007 年度国際開発学会賞、第8 回日本学術
振興会賞受賞。
担 当 章 序章、第4 章、終章
生 年 1968(昭和43)年
最終学歴 東京大学大学院経済学研究科博士課程修了(博士(経済学))
現 職 東京外国語大学 准教授
専 攻 地域研究(ラテンアメリカ)、開発経済学
著 書 :「メキシコ先住民コミュニティにおける教育普及──オトミーの事例」『アジア
経済』No.47、Vol. 4、2006 年;「自由を設計することの矛盾──貧困研究と制
度論」下村恭民・小林誉明編著『貧困問題とは何であるか──開発学への新し
い道』(第2 章)勁草書房、2009 年。
担 当 章 第5 章、終章
生 年 1972(昭和47)年
最終学歴 上智大学大学院法学研究科博士課程修了(博士(法学))
現 職 横浜国立大学 国際社会科学研究院 准教授
専 攻 政治経済学、国際協力論
著 書 :「ODA は難民を救えるか:グローバルな人口移動時代における国際貢献の構図」
『東洋文化』第97 号、2017 年。「近代国家を超える貧困問題──貧困研究と政治
学」下村恭民・小林誉明編著『貧困問題とは何であるか──開発学への新しい道』
(第3 章)勁草書房、2009 年。
担 当 章 序章、第2 章、事例の振り返り、終章