言語・語学
ソシュールと歴史言語学
神山孝夫(かみやま たかお) 著/町田 健(まちだ けん) 著/柳沢 民雄(やなぎさわ たみお) 著
東京外国語大学大学院外国語学研究科修士課程修了。博士(文学)(東北大学)。大阪大学大学院文学研究科教授。
専門はヨーロッパ諸語を中心とした歴史言語学と音声学。
主要業績:『日欧比較音声学入門』(鳳書房、1995)、マルティネ『「印欧人」のことば誌:比較言語学概説』(ひつじ書房、2003)、国際音声学会『国際音声記号ガイドブック』(竹林 滋氏と共訳編)(大修館書店、2003)、『印欧祖語の母音組織』(大学教育出版、2006)、『脱・日本語なまり』(大阪大学出版会、2008)、『ロシア語音声概説』(研究社、2012)、「名誉会員の業績に学ぶ:松本克己」『歴史言語学』5(日本歴史言語学会、2016)。
東京大学大学院人文系科学研究科博士課程修了。名古屋大学大学院文学研究科名誉教授。久留米大学附設中学校・高等学校校長。
専門はロマンス語学を中心に言語学全般。
主要業績:『コトバの謎解き:ソシュール入門』(光文社新書、2003)、『ソシュールのすべて』(研究社、2004)、『ソシュールと言語学』(講談社現代新書、2004)、セミル・バディル『イェルムスレウ:ソシュールの最大の後継者』(大修館書店、2007)、『言語世界地図』(新潮新書、2008)、『言語構造基礎論』(勁草書房、2011)、『ロマンス語入門』(三省堂、2011)、『フランス語文法総解説』(研究社、2015)、ソシュール『新訳 一般言語学講義』(研究社、2016)。
名古屋大学大学院文学研究科博士課程退学。名古屋大学大学院人文学研究科教授。
専門は北西カフカース語学、言語類型論、通時アクセント論を中心にバルト・スラヴ語学。
主要業績:「ロシア語のアクセント法の歴史」『ロシア語ロシア文学研究』2(1993)、「ロシア語アクセント法の史的変遷1–2」『言語文化論集』15(名古屋大学、1993–1994)、『ロシア・ソヴィエト言語類型論の研究』(名古屋大学、2002)、Analytic Dictionary of Abkhaz(ひつじ書房、2010)、A Grammar of Abkhaz(ひつじ書房、2013)、ポール・ギャルド『ロシア語文法:音韻論と形態論』(ひつじ書房、2017)。