教 育
障がい者アート
「展覧会」と「制作活動」の在り方
成田 孝(なりた たかし) 著
障がい者アートの展覧会が盛んになってきている。これらの取り組みに長く関わってきた著者は、この展覧会のあり方のみならず制作活動のあり方についても提言し、学校教育・社会のあり方そして人間のあり方まで視野にいれた提言をする。
1950 年青森県生まれ。多摩美術大学卒業。4 年間の公立中学校教諭、計34 年間の県立・国立・私立の養護学校教諭、大学教授を歴任。第12 回(平成3 年度)辻村奨励賞受賞。主な著書は、『心おどる造形活動─ 幼稚園・保育園の保育者に求められるもの─ 』(大学教育出版、2017)、『教師と子どもの共同による学びの創造─特別支援教育の授業づくりと主体性─ 』(共著、大学教育出版、2015)、『発達に遅れのある子どもの心おどる土粘土の授業─ 徹底的な授業分析を通して─ 』(黎明書房、2008)、「『情操』概念に関する一考察」『大学美術教育学会誌 第24 号』(1992)、「表現の意味について─ ルートヴィッヒ・クラーゲスに依拠して─ 」『弘前大学教育学部教科教育研究紀要 第1号』(1985)