環境問題
環境にお金を払う仕組み
PES(生態系サービスへの支払い)が分かる本
柴田 晋吾(しばた しんご) 著
環境を守りつつ、同時に持続可能な発展を実現するための革新的な取り組みとして注目されているPES(生態系サービスへの支払い)の台頭の背景と世界各地での取り組み状況を分かりやすく解説する。
書籍の紹介記事が掲載されました
日刊工業新聞2019年8月23日号の「話題の本」欄に『環境にお金を支払う仕組みーPES(生態系サービスへの支払)が分かる本』(柴田晋吾著)が紹介されました。本書は、PESの研究者が世界中の先行事例を分かりやすく説明。上流の森林づくりに貢献して社会的責任を果たす時代に向けた私たちの教科書です。
京都府出身。1980年東京大学農学部林学科卒。科学修士(カリフォルニア大学バークレー校)。農学博士(東京大学)。農林水産省林野庁、文部科学省研究開発局、国連食糧農業機関(FAO)などの勤務を経て、現在は上智大学教授。大学院地球環境学研究科委員長などを歴任。アメリカフォーレスターズ協会会員。専門は国際環境資源管理政策。主要著書に「エコ・フォレスティング」(日本林業調査会)など。最近は、主としてPES(生態系サービスへの支払い)に関する国内外の研究に関わっている。