教 育
子どもの生活白書2007年版
日本食育学術会議(にほんしょくいくがくじゅつかいぎ) 監修/早稲田大学人間科学学術院前橋明研究室 編
各地で、幼児・児童・生徒にアンケート調査を行いその結果を図表化し、わかりやすく生活実態を報告。年齢差・性差・地域差などの視点からも子どもたちの抱える「心とからだ」の諸問題を分析することにより、具体的な保育・教育実践計画の基礎資料となる
高齢社会を迎えた今日、人々の健康の維持・増進が重要課題となっております。その一環として、平成17年7月に「食育基本法」が施行され、その基本理念として「国民の心身の健康の増進と豊かな人間形成、食に関する感謝の念と理解、食育推進運動の展開、子どもの食育における保護者、教育関係者の役割、食に関する体験活動と食育推進活動の実践、伝統的な食文化などへの配慮と農山漁村の活性化と食糧自給率の向上への貢献、食品の安全性の確保などにおける食育の役割」をうたっています。そして、「食育」は、食品の生産・流通から消費・健康教育に至るまで幅広く食に関して育成していくためのものであり、また子どもたちに対することはもちろんのこと、高齢者まで対象も広いものです。
そこで、「食育」に関わる様々な専門の方々の情報や研究知見の交換の場になればと考え、「日本食育学術会議」が発足されました。