教 育
算数科における「パターン発見」方略の指導に関する実証的研究
石田 淳一(いしだ じゅんいち) 著
算数科における問題解決の指導のあり方を究明するために、長期間、小学校を研究フィールドとして行ってきた「パターン発見」方略を中心とする問題解決方略の指導および「評価・改善」活動に焦点化したメタ認知の指導に関する調査および実験研究をまとめた。
1954年,小田原市生まれ,京都大学教育学部卒,筑波大学大学院教育研究科修了,同教育学研究科中退後.愛知教育大学助教授,築波大学講師を経て,現在横浜国立大学教育人間科学部教授.学術博士.2002年英国オックスフォード・ブルックス大にて在外研究.全国各地の小学校で指導講演を行っている。
主著『「考える足場」をつくる算数科授業事例集』.主要論文に「メタ認知の指導による小学6年生の問題解決過程の変容に関する研究」,数学教育学論究,78巻,pp.3‐21.The Teaching of General Solution Methods to Pattern Finding Problems Through Focusing on an Evaluation and Improvement process. School Science and Mathematics, Vol.97, pp.155‐162.などがある.