教 育
探究する資質・能力を育む理科教育
小林 辰至(こばやし たつし) 著
本書では新学習指導要領理科で求められる、科学的に問題解決したり探究したりする資質・能力を育成する授業づくりの理論と実践を詳しく解説した。理科授業を改善したい先生と理科教員志望学生のための必読の書。
1952年,岡山県生まれ。上越教育大学大学院学校教育研究科教授・兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科教授(併任)。博士(学校教育学)。神戸市立中学校教諭,宮崎大学大学院教授を経て2007年より現職。
国等の機関の委員として,国際数学・理科動向調査(TIMSS2007)国内専門委員(2002年~2003年),平成24年度全国学力・学習状況調査問題作成・分析委員(2011年~2012年),学習指導要領実施状況調査問題作成委員会委員(2013年~2014年),中学校学習指導要領実施状況調査結果分析委員(2015年),中央教育審議会専門委員(2015年~2017年),国立大学教育研究評価委員会専門委員(2016年~2017年),学習指導要領等の改善に係る検討に必要な専門的作業等協力者(2016年~2017年)等を務めた。
主な著書に,「理科教育の基礎と新たな展望」(共著,東洋館出版社,1998年),「未来を展望する理科教育」(共著,東洋館出版社,2006年),「問題解決能力を育てる理科教育-原体験から仮説設定まで-」(単著,梓出版,2009年),「理科教育法-理論をふまえた理科の授業実践-」(共著,大学教育出版,2009年),「科学性の芽生えから問題解決能力育成へ-新学習指導要領における資質・能力の視点から-」(共著,文化書房博文社,2017年)などがある。