哲学・思想・心理学
塩尻公明と戦没学徒 木村久夫
「或る遺書について」の考察
中谷 彪(なかたに かおる) 著
不条理な戦犯の汚名を被せられて異郷の露と散った若き学徒木村久夫が、哲学書の余白に書き込んだ手記と遺書とを、恩師塩尻公明が紹介論評した名随筆「或る遺書について」。その背景の分析と現代的意義とを問いかけた力作。
1943年 大阪府に生まれる
1968年 東京大学大学院教育学研究科修士課程修了(教育学修士)
1972年 東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学
1979年 イリノイ大学、ウィスコンシン大学客員研究員
1988〜89年 トリニティー大学・文部省在外研究員
専 攻 教育学・教育行政学
職 歴 大阪教育大学講師、助教授、教授、学長を経て退官。
現 在 森ノ宮医療大学教授、大阪教育大学名誉教授、博士(文学)