社 会
不況自殺を科学する
南 俊秀(みなみ としひで) 著
1997年まで年間2万人台で推移していた自殺者数が、翌年から3万人台に急激に増加し、現在も下がる気配はみられない。客観的なデータを基に、デュルケムの自殺の社会的要因説をさらに発展させ、自殺者数を規定する要因により概念式を提示し、対策を検討する。
1958年長崎県五島市生まれ。
滋賀医科大学卒業 医学博士
滋賀医科大学麻酔学講座ほかの勤務を経て、1994年より南クリニック(福岡市)院長
ライフワークとして「生存の科学」を研究する。
主な著書
「日本の人口は減らない」(マネジメント社)2007年
「モンスターペイシェント」(角川SSコニュニケーションズ)2008年