政治・法律
戦後アメリカの対日政策と日本の技術再興
日本のテレビジョン放送・原子力導入と柴田秀利
奥田 謙造(おくだ けんぞう) 著
今日の我が国は、技術立国であることに疑いの余地はないが、敗戦後の技術再興過程で、日本側では柴田秀利の活動はあったものの、実質的には用意周到な米国側の外交政策の枠内で実行されたという特異な過程を辿ったことを明らかにする。
1956年、愛知県生まれ。2007年、東京工業大学大学院社会理工学研究科経営工学専攻修了。博士(学術)。専門は科学史。第2次世界大戦後の冷戦期の米国・英国の外交政策と日本への技術導入を主な研究対象とする。独立の研究者。トヨタ自動車(株)勤務。