歴史・地理
近代国家と能楽堂
奥冨 利幸(おくとみ としゆき) 著
西洋に習う近代化により日本の伝統芸能を演じる場にも,その影響が波及するようになった。本書では,その一事例として能楽堂を取り上げ,能楽堂が近代化と共に歩んだ道筋を検証するとともに,現代の能楽堂との比較と限界について考察する。
1984年 法政大学工学部建築学科卒業
2003年 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了、博士(工学)
1987年より大江宏建築事務所勤務、代表作品「横浜能楽堂」
2001年より小山工業高等専門学校准教授
著書『復元思想の社会史』(建築資料研究社、2006年、共著)