歴史・地理
近代の岡山における社会事業の特質と展開過程
済世顧問と公衆衛生活動
二宮 一枝(にのみや かずえ) 著
本書は,近代岡山の社会事業の根幹とされた「岡山県済世顧問制度」が,民生委員制度(福祉)の先駆のみでなく,公衆衛生の揺籃であり,岡山県独自の愛育委員制度の源流でもあることを,明治から昭和前期までの時期に焦点を当て,実証するものである。
岡山県生まれ。
2006年9月、岡山大学大学院文化科学研究科産業社会文化学専攻(博士課程)修了。
博士(文化科学)取得。
現在、岡山県立大学保健福祉学部教授。
専門は地域看護学(公衆衛生看護学)