人類の多年にわたる文化的・科学的成果を糧として、無用な固定観念に阻まれることなく、持続的に思考し新時代を展望したい

窮乏の民族誌
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社　会

窮乏の民族誌

中部太平洋・キリバス南部環礁の社会生活

風間　計博（かざま　かずひろ） 著

  • 日本学術振興会助成出版
  • 定価：本体7,000円 + 税
  • 書籍在庫：有 / 電子版：有
  • 判型：A5
  • ページ数：336頁
  • ISBN：978-4-88730-508-7
  • 発行日：2003/02/10発行
書籍内容

ミクロネシア、キリバス共和国の南部離島タビテウエア・サウスの一村落を実地調査。本書は、これに基づいて従来のキリバス民族誌とは異なり、島内の「窮乏の共有」による平等社会の再生産という社会システムを論証。

【著者紹介】
風間　計博（かざま　かずひろ）

1964年生まれ

東北大学理学部卒業

総合研究大学院大学文化科学研究科修了　博士(文学)

国立民族学博物館・中核的研究機関研究員等を経て、現在、京都大学人間・環境学研究科／共生文明学専攻文化・地域環境論講座／教授