芸術・生活
場と空間構成
環境デザイン論ノート
伊藤 哲夫 著
建築や環境の計画において、計画する場に立ち、身体で思考することが重要であることを、豊富な事例に則して示す。また従来、重要視されなかった計画における偶然性の概念・作意の限界などの意味にも触れる。
山口県岩国生まれ。1967年早稲田大学理工学部建築学科卒業、69年同大学院都市工学修士課程終了。西ドイツ、カールスルーエ工科大学に学び、スイス、アトリエ5をはじめドイツの建築設計事務所勤務。1977年国士舘大学工学部建築デザイン工学科助教授、86年教授、2006年同理工学部教授、2011年退任、名誉教授。伊藤哲夫建築計画研究室主宰。この間、ウィーン国立美術工芸大学客員教授。国士舘大学名誉教授。