文 学
「星の王子さま」の見えない世界
水本 弘文(みずもと ひろふみ) 著
本書は、サン=テグジュペリの『星の王子さま』(1943)を取り上げ、この物語にどのような意味世界が展開しているかを考えたものである。この作品に込められた「見えない世界」からの作者のメッセージに、私たちの幸福がかくされている。
昭和20(1945)年、福岡県生まれ。九州大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、北九州市立大学名誉教授。専門はフランス文学、フランス文化。