社 会
児童虐待の社会福祉学
なぜ児童相談所が親子を引き離すのか
篠原 拓也(しのはら たくや) 著
児童虐待が疑われるケースでは、親と児童相談所がしばしば対立する。
対立は両者が疲弊するばかりでなく、児童の最善の利益の観点からも問題である。
そのような状況をもたらす仕組みについて社会福祉学の立場から考察する。
1987年大阪市に生まれる。
大阪府立大学大学院人間社会学研究科社会福祉学専攻 博士後期課程修了(博士:社会福祉学)。
奈良教育大学特任講師を経て、現在、東日本国際大学准教授。
専門は社会福祉原論、児童家庭福祉論。