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伊勢管弦楽団の「指揮者の部屋」
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芸術・生活

伊勢管弦楽団の「指揮者の部屋」

マーラーなどの名曲とともに

大谷 正人(おおたに まさと) 著

  • 定価:本体2,200円 + 税
  • 書籍在庫:有 / 電子版:有
  • 判型:A5
  • ページ数:238頁
  • ISBN:978-4-86692-058-0
  • 発行日:2020/01/15発行
書籍内容

15年間にわたり「指揮者の部屋」に連載された、伊勢管弦楽団の定期演奏会等の曲目解説や作曲家紹介を、初代・2代の名誉コンサートマスターへの感謝を表すため、まとめ再編集したものである。

◆主な目次
第 1 章 ベートーヴェンの生涯と晩年の様式
第 2 章 ベートーヴェンの交響曲第9 番
第 3 章 メンデルスゾーンの交響曲第3 番とブラームスの交響曲第2 番
第 4 章 ブルックナーの交響曲第7 番・第8 番・第9 番
第 5 章 マーラーの生涯・作品とその時代的背景
第 6 章 マーラーの交響曲第1 番・第2 番
第 7 章 マーラーの交響曲第4 番・第6 番
第 8 章 マーラーの交響曲第8 番
第 9 章 マーラーの交響曲第9 番
第10 章 チェコの作曲家とチャイコフスキーの交響曲第5 番
第11 章 フォーレ ─ レクイエムなど─
第12 章 ラヴェル ─「ダフニスとクロエ」など─
第13 章 バーンスタインのウェスト・サイド・ストーリー

【著者紹介】
大谷 正人(おおたに まさと)

1951 年 三重県に生まれる。
1970 年 三重県立伊勢高等学校卒業、伊勢高等学校在学中は合唱部に所属し、故 植村茂氏(伊勢管弦楽団初代コンサートマスター)に声楽を師事。
同年、慶応義塾大学医学部に入学するが音楽家をめざして中途退学。
1971 年 東京藝術大学音楽学部楽理科入学、東京藝術大学在学中に芸術祭(大学祭)でオーケストラの指揮を初めて経験する。
1975 年 東京藝術大学音楽学部卒業、三重大学医学部入学、三重大学在学中に三重大学管弦楽団の指揮を約3年間担当。
1981 年 三重大学医学部を卒業し、同時に三重大学医学部精神神経科講座に入局。伊勢シティ・フィルハーモニック管弦楽団(現在、伊勢管弦楽団)を仲間と共に創設し、現在に至るまで同楽団の音楽監督・常任指揮者をつとめる。
1983‒1984 年 Max-Planck 精神医学研究所(ドイツ、ミュンヘン)に留学。
1986 年 三重大学医学部附属病院精神神経科助手
1991 年 三重大学教育学部助教授
1999 年 三重大学教育学部教授
2016 年 三重大学教育学部退職、三重大学名誉教授授与。鈴鹿医療科学大学保健衛生学部特任教授、現在に至る
2017 年 鈴鹿医療科学大学附属こころのクリニック院長、現在に至る
音楽関係では、指揮を小泉和裕氏、故 山田一雄氏に師事、チェロを河野文昭氏、小川剛一郎氏に師事。
主要な著書として『音楽のパトグラフィー─ 危機的状況における大音楽家─ 』(2002 年)、『音楽における永遠をめざして─ 音楽のパトグラフィー2 ─ 』(2013 年)(ともに大学教育出版)がある。