教 育
学級担任が創る小学校英語の授業
猪井 新一(いのい しんいち) 著/齋藤 英敏(さいとう ひでとし) 著/小林 翔(こばやし しょう) 著
本書は、学級担任が中心となって、小学校の英語授業を創る(計画・実施する)ことができる構成となっている。前半は、小学校英語教育の経緯・目的、賛否両論、指導者、言語習得、指導原則・指導計画、評価などの理論的背景を、後半は、 聞く・話す活動、読む・書く活動、チャンツ・歌の指導、読み聞かせ活動、ICT活用、ティーム・ティーチング、他教科との連携など、様々な具体的活動例を中心に解説。各活動例は、そのねらい、準備物、進め方等を明示し、学級担任にとって、その実施が容易となるように配慮している。
◆主な目次
第1 章 小学校英語教育がめざすもの
第2 章 小学校英語指導者
第3 章 小学校英語教育賛否両論
第4 章 子どもの発達と第二言語習得
第5 章 指導原則と指導計画
第6 章 学びにつながる評価
第7 章 聞く・話す活動
第8 章 読む・書く活動
第9 章 チャンツと歌の指導
第10 章 読み聞かせ活動
第11 章 他教科との連携
第12 章 ICT 活用
第13 章 学級担任とALT とのティーム・ティーチング
第14 章 TeacherTalk とクラスルーム・イングリッシュ
茨城大学教育学部教授。東北大学大学院情報科学修了 博士(学術)。高校教諭、奥羽大学文学部、北海道教育大学旭川校、会津大学短期大学部を経て現職。全国英語教育学会(ARELE)紀要、小学校英語教育学会紀要(JES)、東北英語教育学会紀要などの役員、査読委員等を歴任。主な論文「小学校英語に対する学習者の態度は中学校で変化するのか」、「小学校英語授業におけるHRT のT1 化を目指して─ EFL の観点から─ 」など。
茨城大学教育学部准教授。The Ohio State University(PhD)修了。高等学校教員、北星学園大学講師、などを経て現職。専門は英語教育、評価、教師教育。国際学術誌、ELT Journal、Language Testing、Language Assessment Quarterly などに論文を発表。著書は『第二言語習得と英語科教育法』( 共編著、開拓社)、『Exploring the Relationship between Assessment and Learning in CLIL Classrooms 』(共著、Springer より2020 年出版予定)など。大学入試センター作問委員、日本教育大学協会外国語部門長、国際学術誌の査読委員を歴任。現在、日本言語テスト学会副会長。また中学校検定教科書『NEW HORIZON』(東京書籍)の編集にも携わる。
茨城大学教育学部助教。関西大学大学院修了 修士(外国語教育学)。東京都立高等学校、附属中学校主任教諭等を経て現職。専門は英語授業実践学。単著書に『高校英語のアクティブ・ラーニング 生徒のやる気を引き出すモチベーション・マネジメント50』(明治図書)、『高校英語のアクティブ・ラーニング成功する指導技術& 4 技能統合型活動アイデア50』など、共著書に『英語授業の心・技・愛─ 小・中・高・大で変わらないこと─ 』など多数。小学校英語検定教科書『NEW HORIZON Elementary』(東京書籍)、中学校検定教科書『NEW HORIZON』(東京書籍)の編集委員も務める。関東甲信越英語教育学会マルチメディア委員会副委員長。マイクロソフト認定教育イノベーター。