図書館の基本を求めてⅡ
『風』『三角点』 2004 ~ 2006 より
田井 郁久雄(たい かくお)
書籍版:なし
電子版:有
本書は,2004 年から2006 年の個人誌『風』と同人誌『三角点』への発表から選んでまとめた。作家・文化人からの図書館批判や研究者による貸出サービス批判への反論等を柱に,時代の動きに対して,図書館現場の視点から図書館サービスと職員のあり方を論じる。
行政法理の研究
岡田 春男(おかだ はるお)
書籍版:有
電子版:有
行政をめぐる訴訟についての中でも,行政法の理論の形成ないし解明を取り上げ,考察する。行政における第一次判断権の理論,違法性承継の理論,行政上の義務の司法的執行論,一般排他性の原則の4つの視点から迫る。
倜儻不羈の事業家 新島襄と下村孝太郎
時代を生き抜いたベンチャー魂
志村 和次郎(しむら かずじろう)
書籍版:有
電子版:有
わが国で最初に私立の総合大学を興そうとした「倜儻不羈の事業家」新島襄,そして新島襄の弟子であり,同志社ハリス理化学校を創設し,わが国の化学・製鉄業界に不朽の功績を残した下村孝太郎を取り上げ,その起業家としての業績・功労に迫る。
新版 共存のための技術
政治学入門
牧野 雅彦(まきの まさひこ)
書籍版:有
電子版:なし
人間の日常的な感覚からはかけ離れた存在に見える政治。本書では,「一国の政治権力を掌握するためには」という形を用いて,政治とはいったいいかなる営みであるか,政治学とは一体どのような学問なのかを明らかにする。
冷戦後の北東アジアと日本
20 年の歩み
中藤 康俊(なかとう やすとし)
書籍版:有
電子版:なし
冷戦構造が崩壊した後も、北東アジア(環日本海)地域は文字どおり、激動の20年であった。本書は、特に日本海沿岸地域が日本海を越えて対岸諸国と交流する背景と課題について、地理学の課題を踏まえて考察する。
占い師「売卜先生」の講話
孝行と信義のすすめ
恩田 満(おんだ みつる)
書籍版:有
電子版:なし
江戸期の心学書『売卜先生糠俵』(虚白斎)を翻刻し,注釈・解説を加えた。物質中心・経済中心であった当時の社会を問題視し,人びとが人間性と精神の豊かさを取り戻すよう促そうとした書である。人がどう生きるべきかを庶民ににもわかりやすく「人生相談に訪…
生物資源の経済学入門
河田 幸視(かわた ゆきちか)
書籍版:有
電子版:なし
生物資源が有する供給源の機能を管理する方法を経済学的観点から考察する。わが国での紹介例が少なく、英語文献に頼りがちなトピックを中心に紹介し、この分野では不可欠な動学的な分析の理解に必要な最小限の解説を数式を用いつつ加えた。
Transition to Retirement and Active Agei…
Changes in Post-Retirement Lifestyles in Japan
前田 信彦(まえだ のぶひこ)
書籍版:有
電子版:有
本書は「アクティブ・エイジング」概念を手がかりに、中年期から高齢期における「職業キャリア」の形成と「ソーシャル・ネットワーク」の動態を最近のデータから分析し、定年(リタイアメント)への移行の実態を明らかにする。
空襲の史料学
史料の収集・選択・批判の試み
日笠 俊男(ひかさ としお)
書籍版:有
電子版:有
小さな都市でも決して見逃すことなく焼きつくした大戦末期の米軍B‒29 部隊の大空襲のことを忘れないでほしい。当時の歴史の真実を著者自身が行った10年来の調査研究によって明らかにし,次世代へ伝える。
アメリカで裁かれた本
公立学校と図書館における本を読む自由
上田 伸治(うえだ しんじ)
書籍版:有
電子版:有
基本的人権である本を読む権利の米国においてどのように保護・制限について,されているのかを具体的に起こった実際の裁判例を基に分析する。特に,なぜ制限しようとしたのか,誰が読む自由を守ろうとしたのか,政治的解決・法的解決はどのようなものであった…
産業集積の経済分析
産業集積効果に関する実証研究
大塚 章弘(おおつか あきひろ)
書籍版:なし(絶版)
電子版:なし
従来の都市経済学および地域経済学で論じられてきた集積の経済論を踏まえて産業の集積効果に着目し、その動態的な側面であるイノベーションと技術知識の波及を、わが国の製紙業を取り上げて実証的に解明する。
子どものための体力向上指導員養成テキスト
すこやかキッズ体力研究会
書籍版:有
電子版:なし
体力向上指導員養成のための講習テキスト。保育園・幼稚園・小学校でも実践しているオリジナル体操「ティーチャーヒカル・プログラム」の紹介を中心に、子どもたちの体力向上のために大切な理論と実技のポイントを解説する。
連鎖思考による技術価値評価
目利き(VISTA)マップ
松居 祐一(まつい ゆういち)
書籍版:有
電子版:なし
本書では技術間の連鎖の強さを、客観情報(競合他社など)、個人思考(直感など)、社内情報(所有技術や設備など)の要素からなる1つのベクトルで表す。その結果、素材や部品関連の技術に対しても価値評価が可能になる。
西洋キリスト『教』とパウロ的『信仰』
名木田 薫(なぎた かおる)
書籍版:有
電子版:なし
日本に土着化した禅等の仏教にも,西洋に土着化し日本にいわば輸入されたキリスト教にも留まりえない境地に置かれた状況の中で,西洋的キリスト教を反省しつつ,東洋的・禅的考え方を背景としたキリスト『信仰』の探究書。
新訂版 詩集 雪の花びら
電動タイプでうたう
妙見 幸子(みょうけん さちこ)
書籍版:有
電子版:なし
14歳の時に電動タイプに出合い、それまで頭の中で浮かべるだけだった文字を詩に打ち出すようになった。以来、書きためたものを選び、まとめた。ふつうの女の子がもっている障害を乗り越えることを心に描く。深く心へ語りかける詩の世界を感じられる1冊。
生涯学習社会と農業教育
佐々木 正剛(ささき せいご)
書籍版:有
電子版:有
地域における農業・農村体験学習をどのように展開していくか、また、農業の教育施設としての農業高校の存在意義を一般教育と職業教育の両面から考察する。さらには、JA の組合員教育活動に焦点を当て、生涯学習社会での農業教育のあるべき姿を考究する。
米国の日本語教育に学ぶ新英語教育
米原 幸大(よねはら こうだい)
書籍版:なし
電子版:有
わが国の現状は、外来カタカナ語が氾濫する英語習得情熱国になっているだけで、長年その習熟レベルは向上していない。北米で成功している日本語教育プログラムを参考に、紹介英語教育から習得英語教育への転換を提示する。
フィットネスのためのノルディックウォーキ…
生活習慣病・メタボリックシンドロームに最適な運動処方
佐々木 巌 (ささき いわお)
書籍版:なし
電子版:なし
わが国の医療は、未病のうちに病気の芽を摘む予防医療へと大きくシフトしている。本書では北欧フィンランド生まれのノルディックウォーキングを主体とした健康のためのフィットネスエクササイズを紹介し、生活習慣の改善をめざす。
化学工学の新展開
その飛躍のための新視点
小川 浩平(おがわ こうへい)
書籍版:有
電子版:なし
単位操作から出発した化学工業は、対象とする現象・操作ごとに視点・手法が異なるが、確率論的にしか確定できない現象・操作は情報エントロピーという一貫した視点・手法で取り扱えることを具体例を豊富に示して記述する。
近代英国社会史序説
歴史叙述の作法における19世紀と20世紀
伊藤 栄晃(いとう ひであき)
書籍版:有
電子版:有
文字化され文章化されたことばは,どのようにして歴史的「客観」に,自己を表現する場を与えうるか。「客観」世界の叙述のための幾多の試みのうち,英国の歴史研究を舞台に展開された潮流,とりわけ「地方史」と「社会構造史」における研究者たちの跡を辿る。…
アメリカ外交の分析
歴史的展開と現状分析
杉田 米行(すぎた よねゆき)
書籍版:有
電子版:有
アメリカは冷戦終結後,唯一の超大国として君臨しているといわれる。現在のアメリカ外交はアメリカの強さの象徴なのか,弱さの表れなのか,本書はこの疑問に迫るために,理論的・歴史的側面からアメリカ外交を再検討している
「心の問題」と直感論
渡邊佳明(わたなべ よしあき)
書籍版:有
電子版:有
直感概念の「純粋直感」「普通の直感」のうち,後者に焦点を当てて「心とは何であるか」,現代文明の持つ問題点等に迫る。特に直感概念の3要素(根源・超越・自己)の内,自己の拡大が心の問題を深刻にしていることを明らかにする。
職業キャリアの空間的軌跡
研究開発技術者と情報技術者のライフコース
中澤 高志(なかざわ たかし)
書籍版:有
電子版:なし
情報サービス産業が地方圏に根付きつつあることを踏まえ、地方圏における情報技術者と情報サービス企業の経営者のライフコースを通じて、1つの企業に長期勤続することに捉われず、「自らの地域で生活し労働する」ライフコースが成立する可能性を考察。
検証「共通1次・センター試験」
中井 仁(なかい ひとし)、伊藤 卓(い… 他
書籍版:有
電子版:なし
第1回の共通1次試験が実施されて以来、すでに29年が経つ。13人の執筆者が様々な角度から、共通1次・センター試験が教育全体に及ぼした影響を検証し、教育問題の本質を明らかにするとともに、教育改革のあるべき姿を提示する。
武力紛争法とイスラエル・パレスチナ紛争
第2次インティファーダにおけるテロと国家テロ
松山 健二(まつやま けんじ)
書籍版:有
電子版:有
イスラエル・パレスチナ紛争では,両者は相手の敵対行為を「テロ」「国家テロ」と非難する。敵対行為の正当性はそのようなラベリングではなく,武力紛争法(国際法)から判断されるべきである。本書では,その客観的な評価を試みる。
韓国社会教育の起源と展開
大韓帝国末期から植民地時代までを中心に
李 正連(い じょんよん)
書籍版:有
電子版:有
大韓帝国末期の開化派知識人たちによる社会教育概念の導入およびその実践と、その後、植民地下の朝鮮民衆によるその「社会教育」の継承または展開、そして植民地体制下の社会教育政策等を考察し、韓国の植民地時代の教育史をより多角的に検討する。
高校で教えるネイティブたちの英語
学校で生きた英語を身につけるために
渡辺 晶夫(わたなべ あきお)
書籍版:有
電子版:有
高校における日常の授業やALT、生徒たちとの会話を通して、ALT の貴重な意見を収集。辞書や学校英文法がカバーできなかったごくわずかな隙間である微妙な言葉のニュアンスや表現の差違を紹介・解説する。
おかやま しみんのどうわ 2008
第23回「市民の童話賞」入賞作品集
岡山市・岡山市文学賞運営委員会
書籍版:有
電子版:なし
第23回岡山市文学賞「市民の童話賞」の入賞作品集。ユーモアやファンタジーを交えながら自己と他者のかかわりを描いた作品、幼い子どもや少年少女の目線から見える世界を豊かなタッチで表現した作品など、それぞれの作者の思いがあふれる13編を収録。
独り精進
小見山 輝(こみやま てる)
書籍版:有
電子版:なし
約30年にわたり、「 岡山県歌人会会報」をはじめ、いろいろなところに執筆し、発表したものの中から一部を選び、まとめた。季節・旅・言葉などを取り上げ、さまざまな視点から、歌にまつわる事象について述べる。
図書館の基本を求めて
『風』『三角点』 2001 ~ 2003 より
田井 郁久雄(たい かくお)
書籍版:なし
電子版:有
本書は,2001 年から2003 年の個人誌『風』と同人誌『三角点』への発表から選んでまとめた。作家・文化人からの図書館批判や研究者による貸出サービス批判への反論等を柱に,時代の動きに対して,図書館現場の視点から図書館サービスと職員のあり方を論じる。