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受取るの一手
塩尻公明評伝
中谷 彪(なかたに かおる)
書籍版:有
電子版:なし
著者にとって3冊目の塩尻公明研究の書。塩尻公明の生涯については、なお未知の点が多々あるが、前著の評伝部分のエッセンスを継承しながら、その後収集した新しい資料を基に補訂を加えた。「受取るの一手」という塩尻の言葉の秘義を体得されることを願う。
ハンス・J・モーゲンソーの国際政治思想
宮下 豊(みやした ゆたか)
書籍版:なし
電子版:有
ハンス・J・モーゲンソーのアメリカ亡命前から晩年までの膨大な著作を克明に検討して、その国際政治思想を「リアリズム」として捉える通説が誤りであることを明らかにするとともに、新たなモーゲンソー像を提起する。
直感の原型
「神話」と「民話」
渡邊 佳明(わたなべ よしあき)
書籍版:有
電子版:有
直感の原型を神話・民話に求め、直感理論を直感物語論に絡めることで、直感概念を強化し、あわせて東洋と西洋の対比および共時性概念に基づくレヴィ=ストロース、ユング両理論の対比から外発生・内発性視点を直感理論に関係づけて論じる。
座席行動の心理学
着席位置をめぐる心理メカニズムの解明
北川 歳昭(きたがわ としあき)
書籍版:なし
電子版:有
人はなぜそこに座るのか、着席位置が決まる過程にはどのような心理メカニズムが反映しているのか、座席行動からどのような心理を読み取ることができるのか。座席行動の背後にある心理メカニズムを究明する。
カウンセリングを巡る専門職システムの形成…
「心」の管轄権とプロフェッショナリズムの多元性
丸山 和昭(まるやま かずあき)
書籍版:有
電子版:有
わが国における「心」の専門家の普及の歴史、とりわけ臨床心理士が学校教育にスクールカウンセラーとして参入する過程について、隣接職種との管轄権争いに注目した専門職システム論の観点から考察する。
塩尻公明
求道者・学者の生涯と思想
中谷 彪(なかたに かおる)
書籍版:有
電子版:有
本書は、民主主義と自由を愛し、教育に関して終生絶大な熱意と信頼を持ち続けた、塩尻公明の求道者・学者としての生涯、また彼の教育思想ならびに宗教思想を詳細に追跡し、それを考察したものである。
山田方谷の藩政改革とその現代的意義
経済政策を中心として
三宅 康久(みやけ やすひさ)
書籍版:有
電子版:なし
経済不況・デフレ・財政赤字等、我が国の今日的課題は次世代にまたがる程の重要な課題となっている。方谷が幕末に備中松山藩の藩政改革で成功したその手法と背景にある思想を読み解くことで、それらを克服する知恵を探る。
続・直感分析論
「行動」と「身体」の領域
渡邊 佳明(わたなべ よしあき)
書籍版:有
電子版:有
直感が,心理的な概念であることは,これまでの直感論や直感分析論では一貫したとらえ方であるが,心理的なものにかぎられないこともまた本質的である。本書では直感が全体性と向き合うことにおいて働く作用であることからそれを導き出す。
日本的ニヒリズムの行方
正法眼蔵と武田泰淳
藤本 成男(ふじもと しげお)
書籍版:有
電子版:有
本書では,死や無や空への徹底した洞察を,あえてニヒリズムと呼ぶ。正法眼蔵も武田泰淳も,無常を独自の視点から突き詰めていった。そのとき見えてくるもの,見えてこざるを得ないものとは何か。そこに人間存在の根源を問う。
徳富蘇峰が観た三人の校祖
福澤諭吉・大隈重信・新島襄
志村 和次郎(しむら かずじろう)
書籍版:有
電子版:有
日本の私立大学の源流を創った福澤諭吉,大隈重信,新島襄の3 人の独立不羈の創始者を取り上げ,明治期の高等教育界だけでなく,広く日本の政治・経済・文化に大きな影響を与えた原動力は何であったかを問う。
スコラ・ピロムーソールム
心愛楽神学院
原正幸(はら まさゆき)
書籍版:有
電子版:有
本書は,第Ⅰ部「哲学青年カテキノスの夢想」第Ⅱ部「音楽少年アイヌーシュの修行」第Ⅲ部「修道士ウオイの遍歴」にそれぞれ登場する3人によって,現世の中に前世があり,来世の中に現世があるという人間の生の輪廻の姿を描き出した現代を問う哲学書。
「直感分析法」の原点と拠点
渡邊 佳明(わたなべ よしあき)
書籍版:有
電子版:有
本書では,「直感分析法」について,まず〈過去形〉を本質とする原点編で,すでにあって見いだされていることを述べ,次に〈未来形〉を本質とする拠点編で,その根拠を問い,それを確認することを試みている。
法と経済の心理学Ⅱ
トラブル回避の心構え
立石 孝夫(たていし たかお)
書籍版:なし
電子版:有
本書は、人のある基本的な性質である精神的な安定を求める「恒常性維持」からすべての行動が生まれるという認識に立ち、その行動の結果として生ずるトラブルを回避するためには、どのような心構えが必要かを論ずる。
環境の世紀をどう生きるか
環境倫理学入門
青木 克仁(あおき かつひと)
書籍版:有
電子版:有
環境破壊は生態系の崩壊をもたらすとともに,今や,人間の生物的な生存基盤を脅かすに至っている。本書では,「人間中心主義的価値観」からの位置ずらしを試み,そうして見いだされた新たな価値観でのライフスタイルがどのようなものかを考える。
東大寺大仏と日本思想史
大仏造立・再興の意味を問う
磯部 隆(いそべ たかし)
書籍版:有
電子版:有
天平時代,聖武天皇を中心とし,民衆の自発的な参加による東大寺大仏造立の画期的な意味,鎌倉時代東大寺再建における日本型ルネッサンスの精神,それに対立する秀吉の大仏造立の政治的ねらい。日本の政治と宗教をめぐるこれらの劇的出来事を深く解明する。
存在と認識
大滝 朝春(おおたき ともはる)
書籍版:有
電子版:有
真理の追求である哲学の主な課題は,存在等と認識論であり,このことは著者にとっても同様である。本書は古代から現代に至る哲学者の認識論を取り上げ,認識論が真に学びとしての認識論たり得るためには,いかに追求されねばならないかを問う。
直感分析論
「言葉」と「心」の領域
渡邊佳明(わたなべ よしあき)
書籍版:有
電子版:有
新たな直感概念の構築と分析を主題とし,その主要領域として「言葉」と「心」を特定し,前者については「文学」を,後者については「心理検査」を具体例として直感とはどのような働きをしているかをを分析・考察する。
科学とその働き
科学社会論の問い
グレゴリー・N・デリー(Gregory N. Derry… 他
書籍版:有
電子版:なし
本書は科学の先端を探求してどのように新発見がなされるか考え,ついで科学へのアプローチを考察し,科学の文脈として科学と宗教,科学と社会,科学と疑似科学,科学の価値,科学の哲学を論じる。最後に共通の基盤的諸概念について論じるものである。
日本人の生死観
日本文化の根源を求めて
新保 哲(しんぼ さとる)
書籍版:有
電子版:有
「生」とは,「死」とは何か。すべての人間に平等に訪れるこの問いについて,歌人・茶人・禅者・念仏者・随筆家・武士・民俗学者・俳人・真言密教者のそれぞれの道を極めた先達たちの「生死観」をまとめ,提示する。生死観について考える際の案内役となる書。
倜儻不羈の事業家 新島襄と下村孝太郎
時代を生き抜いたベンチャー魂
志村 和次郎(しむら かずじろう)
書籍版:有
電子版:有
わが国で最初に私立の総合大学を興そうとした「倜儻不羈の事業家」新島襄,そして新島襄の弟子であり,同志社ハリス理化学校を創設し,わが国の化学・製鉄業界に不朽の功績を残した下村孝太郎を取り上げ,その起業家としての業績・功労に迫る。
占い師「売卜先生」の講話
孝行と信義のすすめ
恩田 満(おんだ みつる)
書籍版:有
電子版:なし
江戸期の心学書『売卜先生糠俵』(虚白斎)を翻刻し,注釈・解説を加えた。物質中心・経済中心であった当時の社会を問題視し,人びとが人間性と精神の豊かさを取り戻すよう促そうとした書である。人がどう生きるべきかを庶民ににもわかりやすく「人生相談に訪…
「心の問題」と直感論
渡邊佳明(わたなべ よしあき)
書籍版:有
電子版:有
直感概念の「純粋直感」「普通の直感」のうち,後者に焦点を当てて「心とは何であるか」,現代文明の持つ問題点等に迫る。特に直感概念の3要素(根源・超越・自己)の内,自己の拡大が心の問題を深刻にしていることを明らかにする。
法と経済の心理学
紛争回避の新たなアプローチ
立石 孝夫(たていし たかお)
書籍版:なし
電子版:有
本書は、法・経済・心理の関係をさまざまな角度から検討し、人の行動とくに取引の裏にある心理を分析し、対立の構造やトラブルの原因を探ることを試みる。
法の保護・規制という二面性と経済の関係、商取引の交渉と紛争解決などを考察。
近代日本精神史
福沢諭吉から丸山真男まで
南原 一博(なんばら かずひろ)
書籍版:有
電子版:有
国家の自立とデモクラシーの要求という相克する二つの課題をかかえた近代日本は明治の天皇制国家形成,大正デモクラシーの修正,昭和ファシズムの破綻をたどったが,そのメカニズムを明らかにすることにより再出発の方途を探る。
報酬分配場面における公正認知に関する研究
原田 耕太郎(はらだ こうたろう)
書籍版:有
電子版:有
報酬分配場面における分配者の公正認知に関して,著者が行った実験的検討をまとめたもの。分配者は公正な報酬分配を志向するが,自らの分配の公正さを低く認知する場合があり,そのような場合には,それを補償するような行動が生起することを実証した。
古代中国における儒の思想と道の思想
鳥谷部 平四郎(とりやべ へいしろう)
書籍版:有
電子版:有
日本と中国の関係には,かなり長い歴史があり,日本は中国の影響を大きく受けてきた。歴史を概観した上で,伝統的思想の基盤とも言える「儒」と「道」の思想を考察することにより,中国の人々の生き方を表現した偉人の思想を解説。
イメージから考える人生論
青木 克仁(あおき かつひと)
書籍版:有
電子版:なし
哲学に関心を持つ学生は,必ずといってよいほど,「人生の意味とは何か」と問う。若い人たちにとって,あるいは人生行路において,歩を止めざるを得なくなってしまった人たちにとって,人生を考える上での手引書である。
心理学による人間行動の理解
中村 章人(なかむら あきひと)
書籍版:有
電子版:なし
人間の心理的はたらきの基本となっている認知,感情・情緒,欲求,さらにそれらが統合したパーソナリティー,人間関係,発達について相互に関連させて解説するとともに,日常生活の中で,各人の心理的はたらきを健康に保つための諸方策を述べる。
私たちの人間論
ノートルダム清心女子大学キリスト教文化研…
書籍版:有
電子版:なし
いま大学では,人間について,倫理や道徳について,また自分の今後の生き方について,学生に何を考えさせようとしているのか。ノートルダム清心女子大学のキリスト教文化研究スタッフは,従来の教育実践を踏まえて,未来に向けての試案を提示する。
新版 初歩の心理学
堤 幸一(つつみ こういち)
書籍版:有
電子版:なし
心理学とは何か。本書は、現代心理学の広範な分野のうち知覚・学習・記憶・発達・人格に絞り、初歩的デモや実験知見の紹介を通じて心理学的考え方に触れるための入門書である。